PC上の音楽ライブラリを非圧縮音源( = WAVやAIFF)で構成するにはどうしたらいいのか?コメント欄で色々アドバイスをもらえたので、簡単にまとめてみるよ。
iPod shuffleの同期オプションを活用する
まずiPod shuffleの同期オプションを活用する方法について。iPod shuffleを使っているなら、iTunesの同期オプションに「ビットレートの高い曲をこの iPod 用に 128 kbps AAC に変換する」が用意されています。PCのライブラリは非圧縮音源で作成し、変換オプションをチェックして同期すれば、「自宅は高音質、外出先では程ほどに」が実現できるみたい。
でもいくつか問題があって、これでバッチリ解決とは行かないのよね。まず同期にかかる時間が半端ねぇ。128kに圧縮しながら同期するので、1曲の同期でも数分掛かってしまうのです。我が家のAthlon64 X2 4200+でこのザマなんだから、遅いCPUだともっと時間がかかることでしょう。
同期オプションにAAC 128kbpsしか選べないのも気に掛かります。128kと192k以上は聞き分けられるので、192kbps以上で同期できると良かったのに。ただし128kも我慢の範囲内なので、これは許容できる問題かな?
もうひとつ、このオプションはiPod shuffleにしか用意されていないようです。その他のiPodにはオプション自体が現れないので、非圧縮音源のまま同期することになるみたい。手持ちのiPod容量を考えないと、ライブラリ全てを持ち運ぶ事は出来なくなりそうです。
Appleロスレスで管理する
Appleロスレスで管理すれば、ちょっとは救われるだろうけど、今度はshuffleのロスレス非対応で引っかかる。うちはiPod 3Gとshuffleの二本立てなので、ロスレス管理を始めるとshuffle同期に再変換必須になっちゃうのよね…
CDを2回インポートして、非圧縮音源と圧縮音源の二つのライブラリを管理する案もある。技術じゃなく手段でごまかしてる気がするけど、実現性は高そうだよね。
実際にやるなら、iTunesとWMPを併用するのが現実的かな?iTunesではiPod同期用に圧縮音源ライブラリを管理、WMPでPC再生用WAVライブラリを管理すれば解決しそう。
ただな~、インポートの手間が増えるのと、iTunesで音楽聴けないのが気に入らない。iTunesではWAVライブラリを管理、iPodの同期は専用ソフトを使って半自動で圧縮音源を転送するような形に持って行きたい。
自分でソフト作っちゃうのも手なのかな~。AAC 192kの作成とiPodへの同期って簡単に出来るのかな~?