最近のiPodを、古いiPodアクセサリに繋いだときに表示される「このアクセサリによる充電はサポートされていません」を解決したよ。
問題点
我が家ではカロッツェリアの「AVIC-HRZ09」と言うカーナビを使用しており、これに専用アクセサリ「CD-IB10II」経由してiPodを接続することにより、iPodを利用して音楽を再生していました。
ところが、このシステムにiPod nano 4th genを接続すると「充電はサポートされていません」と表示されて充電が行われず、常時接続して使用するのは難しい状態でした。
問題のポイント
この問題のポイントは「FireWire対応」にあります。
iPod nano第四世代以降はFireWire接続に対応していないため、FireWireベースの電源からは充電できません。これは言い換えると「+5V給電にのみ対応しており、+12V給電は非対応」と言うことです。
もしFireWireベースの+12V給電アクセサリに最近のiPodを接続した場合、「このアクセサリによる充電はサポートされていません」という画面が表示されてしまい、充電が行われません。
つまり、我が家のカーナビはFireWireベースの充電を行っているため、最近のiPod接続時に充電が行えないと言うことになります。
解決方法
この問題を解決するには、+12V給電を+5V給電に変換するアダプタを使用します。
このような製品は幾つも発売されているようですが、色々と調べた結果、Cable Jive 製のdockStubz(旧称:Charge Converter)を選択することにしました。
代理店による直販もあるようですが、価格に違いはないようなのでAmazon.co.jpにて購入。購入時の価格は3,580円でした。
商品到着後、さっそくカーナビに接続。上記の写真が接続時のイメージになります。
アダプタを使用して接続すると、上記画面が表示されました。右上のバッテリーマークが充電モードになり、「充電はサポートされていません」が表示されなくなっています。ヤッター!
まとめ
そんな感じで無事に問題が解決。良い買い物だったと満足しています。
我が家同様、iPodを楽ナビに接続して使いたい場合、dockStubzの使用はアリな選択だと思います。
ただし、その他の充電アクセサリの場合、コンバータを使用するのではなく、アクセサリ自体を買い換えた方が適切な場合もあると思います。
正常な動作を保証する類のモノではありませんし、しっかりと下調べを行って無駄な買い物にならないよう、良く検討してみてください。
iPhoneはNG
記事掲載当初、iPhoneも充電されるような書き方をしていましたが、その後のテストによりiPhoneの充電が行えないことが分りました。
何かの拍子に一回だけ充電モードに入ったけど、それ以外は「サポートされていません」の表示が出るのみで、一向に充電が始まりません。
CD-IB10II経由でiPhoneを使おうと思っている方はご注意ください。